みかにっき

ただの僕の日記です。

死んだ夢

何のために生まれて

何をして喜ぶ?

分からないまま終わる

そんなのは嫌だ!

 

アンパンマンの歌詞が胸に刺さる今日この頃です。

 

 

 

僕は人生を、何の為に生きてる?僕の夢は?

と、ふと疑問に思って、最近色々考えていました。 

 

僕の夢は、小さな頃から、そして大学2年生まで、「学校の先生になること」でした。

周りが脱落していく中、頑張って資格過程の授業をたくさん取りました。

地元に帰り、親戚に何かと手立てをしてもらいながら、講師をやろうと考えていました。

 

しかし、地元に帰れない理由ができてしまいました。

まだ方向転換がギリギリきく時期ではあったため、関東圏でも教壇に立てるような資格を取得しはじめました。大学3年生の頃です。

 

そして、なんとか関東圏の受験資格を得た僕でしたが。

大学4年の時に色々なことがあり、教員採用試験の勉強が出来なくなってしまいました。

 

ここで、僕の将来の夢は途絶えてしまいました。

 

しかしひとつ、別の道がありました。

地元に帰り、講師をしながら勉強をするという選択肢です。僕の親も、おそらくそれを望んでいました(今でもしきりに『お前を○○学校の講師にしたかった』と言ってくるので)。

 

でも、僕は、それを断りました。

 

そうまでして、地元に帰らない理由は。

理由は、恋人と一緒になりたい。

家庭を築きたい。

ただ、ただそれだけでした。

 

 

だから、きっと、今の僕は「何の為に生きるのか?」という問いに対して「家庭を築くという夢の為」と答えるのでしょう。

ぼくが10年間ほど抱え続けていた夢を諦めようと判断させる程なんですから。相当、大事な「夢」なんでしょう。

 

何故か分かりませんが、このことを考えている時は、他人事のような気分になります。

 

核心に触れて、傷つきたくないからでしょうか。

僕の夢を、あんな簡単に捨ててよかったのだろうかと、まだ僕の中で何かが燻っているのでしょうか。

分かりません。

でも、未だに『社会人経験 教員 採用』とか『国語 教員免許 取得方法』とか調べているということは、そういう事なのでしょう。

しかし、もうその夢は叶いそうにありません。

僕がそう思った時点で、その夢は死んだのです。いや、僕が殺した、と言った方が、正しいのかもしれませんね。

 

 

来年の2月、恋人と同棲するという話が出ています。

同棲するなら結婚しろ、と向こうの親御さんが言っているという話も聞きました。

このままいけば、僕の夢は、ひとつ叶えられそうです。

これが叶えられたならば、僕のもうひとつの「夢」も、きっと成仏してくれるでしょう。

 

もし、叶えられなかったら……?

 

そんなの、僕の夢も浮かばれないでしょう。

昔の夢に笑って別れを告げられるよう、幸せな家庭を築く夢だけは全力で叶えたいです。

 

僕の殺した夢よ、さようなら。

盆になっても帰ってこないでね。